文章力以外でフリーライターに必要なものは?
あって良かったものは?
10年以上フリーライターをしてきた中で、文章力以外にも必要なものはたくさんありました。
当たり前ですが
・社会人としてのマナー
・ある程度の人当たりの良さ
・フットワークの軽さ
などです。ただこのような当たり前のことではなく、今回は個人的に感じたことを雑記レベルで記します。個人によっては参考になることもあれば、まったく当てはまらないこともあると思うので、気軽に読んでもらえたらと思います。
揺さぶられない強いメンタル
フリーランスは会社員のように毎月、定額の収入があるわけではありません。受注、納品できたものだけが収入となり、受注〜納品までの期間が長ければ、すぐに手元にお金が入らないこともあります。
そうやって仕事をしていると
あれ?今月、受注が少ない…口座もさみしい…え?え!
と思うことはしょっちゅうです。受注が多く忙しすぎると心が病みそうになるのに、暇だと
・どこでもいいから営業に行かなきゃ!
・アルバイトでも始める?
・誰からもメールが来ない…
・思い切って就職活動する?
などこのようなことばかり考えてしまいがちです。
専業でこのような状態が3ヶ月続くのであればさすがにどうにかしたほうがいいと思いますが、毎週悩んでいたら正直続けられません。
少し仕事が来なくても
この間まで忙しかったし、今はきちんと休もう!
くらいに思えるくらいのメンタルが、フリーランスには必要だと思いました。まぁ、そうは言っても仕事の少ない月は、毎月めちゃくちゃ凹んでいます(笑)。
フリーライターの友人
副業でオンラインでしかやりとりをしていない人はもちろん、取材や撮影で現場に行くフリーライターでも、同業の人と出会う機会は少なめ。現場にいるライターは一人でいいからですね。
フリーライター同士だと知り合ってもライバルなのでは…と思うかもしれませんが、扱う、専門にするジャンルも多いので、必ずしもそうなるとは限りません。
個人的にフリーライターの友人がいて良かったと思うのは
・不安なとき、困ったときに相談できる!
・いいこと、悪いことを共感できる!
・大きな仕事を依頼されたときに一緒にできる!
先ほどのように「今月、仕事が少ない!就職したほうがいい?!」となったときにも、
「私もこの間までそうだったけど、今が忙しいから休んでおきな〜」
と言われるだけで、妙に安心できるものです。同僚がいないフリーランスは
・この言い回しで合っている?
・ギャラが不相応な気がする
・こんなこという編集さんって普通なの?
などちょっとしたことを相談できる人がなかなかいないものです。リアルでもSNS上でも、もしフリーライターと知り合える機会があれば、勇気をだしてお近づきになってみてください。私自身はこれまでに何回も救われました。
空気が読める力
これはけっこう大切です(笑)。
現場ではもちろん、オンラインでも複数人で打ち合わせをしていると、フリーランスにはわからない内輪話や、聞いてはいけない揉め事が起こることがあります。
内部の人間であれば意見をすべきかもしれませんが、こういうときに存在を消せる力は意外と大事です。
私、聞いていませんよ
え?そんな話をしていたんですね
というようなそしらぬ顔をしています。
もちろん関係性にもよりますが、外部の人間は外部らしくしておくのが一番。間違っても意見などしないようにしたいです。
文章力だけじゃ仕事って続かない!
フリーランスで仕事をするって、けっこう孤独です。”仕事ができる!”のは大切ですが、それに耐えられるメンタル、友達などがいると、すごく続けやすいと思います。
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