ライターに学歴って必要?
学歴がないと仕事がもらえない?
と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか?
私の経験上言えるのは、学歴がなくてもライターにはなれるけれど、あるにこしたことはないということです。
私自身の最終学歴は、都内にある私立大学文学部卒業です。レベルとしては早慶には遠く及びませんが、卒業した著名人も何名かはいるため、聞いたことはあるというレベル。私が就職活動をしていた時期は超就職氷河期でしたが、まだまだ大学名も重視されるような時代でした。ただ私は新卒で就職はしなかったので、この時点で学歴は活かされませんでした。
それでも現在は
- 都内で一般的な一人暮らしをできる程度の年収
- フリーライター歴12年
- 有名出版社やWEBサイトから仕事を受注
できています。大学を卒業→社会人→フリーランスとして働く中で、学歴について感じたことをまとめました。
フリーライターになるのに学歴は不要
フリーライターになってからの仕事の受注の仕方はさまざまです。私の場合は大きくわけて、下記の2つが中心でした。
- 募集している案件に応募する
- 人から紹介してもらう
他にも募集をしていなくても“売り込みにいく”という、フリーランスの人もいると思います。
ただすべてにおいて共通したのは、
“学歴を聞かれたことがない”
という点です。どのケースでも言われるのは、
「過去の作品があれば見せてください」
ということ。募集案件だとたまに履歴書提出のところもありますが、強調して「学歴を教えてください」と言われたことはありません。
これはおそらくこの業界が完全に実力主義だからだと思います。過去の作品のない未経験者OKという募集案件でも、学歴が必要というところはあまり見かけません。それよりも、テストライティグで判断するところばかりです。
そのため個人的にはフリーライターとしてデビューするのに、学歴は不要。学歴に自信がないと諦めている人がいたら、その必要はないと思います。
それでも学歴があったのほうがいいと感じたこと
最近ではWEBやSNSでライター募集をしているところも多いため、そのようなところからデビューする人も多いと思います。
ただある程度、どこかで指導を受け経験を積み、基本的なことを身につけたい場合、学歴が役に立つこともあります。
例えば指導や経験を求めたい人には
- 出版社
- 編集プロダクション
- WEB制作会社
- 企業の広報
などがおすすめです。未経験でも少しずつ慣れながら成長する、文章が学べる学校に通うなど他にも方法はあると思いますが、実戦で経験を積むのに勝てるものはありません。こなす数、教えてもらえる質が桁違いに異なり、成長スピードがまったく違います。
ただこれらに就職するために、学歴が必要なことがあります。
最近では募集要項に学歴を記してあるところも減りましたが、それでも「大卒以上」と書かれていることもあるし、書いていなくてもそれで線引きをしている企業もあると思います。実際に私がいくつか勤めた制作会社や出版社ではでは、必須条件になっていました。
私の場合は「大学に行かずに専門学校で書くことを学びたい」と高校生の頃は思っていましたが、あのときに無理やりにでも大学に入れてくれた親に、今では感謝します。
まとめ
フリーライターは絶対的に実力主義の世界のため、なるために学歴は不要です。ただ経験を積むために就職をする際には、必要となる場合があります。
実際に下記のようなサイトは学歴について特に記載していないので、見てみるといいかもしれません。